のび太の恐竜2006 - kazama

実際には4月9日観たのだけど、昔*1のを見直してから感想を書こうと思い、いままで書かなかった。
きょう、DVD*2で見たので感想を書こうと思う。

基本的に話が同じ。当たり前だ、原作*3が同じなのだから。
（この原作は映画化された後に書き下ろしで出版されたはず。）
細かいところで差異がある。どちらがより原作に忠実なのかは読んでないのでわからないが、2006の方がわたしの好みではある。
あと、現代に戻る場面が大きく違っているのだが、これも2006の方がうまく描かれていると思う。
比較すること自体が間違っているのかもしれないが、全体的に今回の2006の方が良い出来だと思う。
　いくつか好みでない点を上げると、「桃太郎印のキビダンゴ」を食べた恐竜たちの絵がデフォルメされる点と主題歌や挿入歌を含めた歌全般の２点をあげる。
　恐竜をデフォルメにするのも視覚的には分かりやすくていいとは思うが、もっと違う表現を使うべきであったと思う。あれでは手抜きに見えてしまう。
　歌は、やはり昔の方が何倍も良い歌だと思う。やはり『ドラえもん』のための歌とタイアップ曲では雲泥の差なのであろう。

無理なことを言えば、今回の映画を20年前の声優陣で演じられたものを見てみたかった。
今回の声優陣が悪いわけではなく、20年前が一番「ドラえもんたち」が声に艶があった頃だと思うからだ。

ブロントザウルス。
26年前の映画には出てきて、今回の映画には出てこなかった。日本では有名な恐竜の一種*4。
新旧ともに、のび太の読んでいた図鑑には載っていたことだろう。