機動戦士ガンダムSEED DESTINY

GUNDAM SEED DESTINY

  2005年10月大好評のうちに放送を終了した『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』。
興奮さめやらぬその“デスティニー”が早く2005年12月に「年末スペシャル番組」として帰ってきます!
その内容は最終話を中心に全50話を再編集し、そしてなんと!この激動の最終話のアフターエピソードが描かれます。
あの戦いの後、シン、キラ、アスランの向かうべき明日とは?注目のエピソードがオール新作カットで今ここにはじめて明かされます!
また番組内では、各種プレゼント企画を実施(詳細は、当公式ホームページ等で発表)。
年末スペシャルに相応しい盛りだくさんな内容となっています。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 の感動はまだまだ終わらない!感動のアフターエピソードが今ここに!是非ご期待ください!

「FINAL PLUS 〜選ばれた未来〜」
全50話を再編集
レイ・ザ・バレルのモノローグとともに49話分のそれまでのシーンを振り返る。
そしてOP。曲は『vestige-ヴェスティージ-
新作カットが多数。
はじめにストライクフリーダムガンダムインフィニットジャスティスガンダムをバックにキラ・ヤマトアスラン・ザラが登場。
やはり主役はこの二人か。
人物紹介を兼ねたシーンが続く。
アスランの周りにはカガリ・ユラ・アスハルナマリア・ホークメイリン・ホークミーア・キャンベル
キラには全裸(?)にリボンのラクス・クライン
OPのみの登場。ハイネ・ヴェステンフルス。OPを歌っているからですかね?


本編開始。
ってPHASE-50「最後の力」のやり直しじゃん。
「最後の力」の時より詳しく描かれているけど印象は薄まった感じ。
あの「最終回だから詰め込みました」って感じが良かったのに。
新作カットが増えて、セリフも増え、存在しないフリーダムガンダムでビーム避けしていたシーンもストライクフリーダムに描き直されていました。
…これを本放送の時にやって欲しかった。


しかし、いくら新作カットが増えても内容的には変わらないので製作者の自己満足なのではないかと思う。
なぜシン・アスカは泣いたのか。
なぜタリア・グラディスギルバート・デュランダルと共に残ったのか。
なぜレイ・ザ・バレルデュランダル議長を撃ったのか。
これらは結局説明されていないと思うのですが、それはわたしの理解力が足らないせいでしょうか?

「文章より行間を、セリフより表情を読め」というのが私の「脚本家」としての持論なんですがそれを理解できない視聴者様もいらっしゃるようで(笑)
「私はあなたのママじゃないの、いちいち手取り足取り教えてあげられないのよ?」と言いたくなることもしばしば(笑)

日経キャラクターズで脚本の両澤千晶は語っていますが。


「最後の力」ではキラひとりが議長と対峙しますが、今回はアスランも後から登場。
…意味あったのか?ほとんどセリフも無いし。
まさか「グラディス艦長」って言わせるため?


アフターエピソード
最後の5分間でアフターエピソードが。
オーブの慰霊碑前にアスラン、シン、ルナマリアメイリンが集まって、後からキラとラクスが登場。
アスランがシン達にキラを紹介すると驚きの表情。キラとラクスが一緒にいるからかな?
一応、ラクスの婚約者はアスランってことになっているはずだから。
「駄目かな?」とシンに握手を求めるキラ。
「吹き飛ばされても花はまた埋めればいい」と以前に同じ場所で会った時のセリフを受けてキラはシンに語りかける。
結局シンはキラと握手をしたわけですが、もっと葛藤とかを出したほうが良かったのではないかと思う。


最後に。
プラントの議長になったラクスが、地球上にいた上キラとベタベタしているということは、
議長として表に出ているラクスは影武者?
今度こそクローン?(笑)


結局、全50話の総集編とアフターエピソードという話をきいて、総集編30分アフターエピソード25分と思って見たわたしはバカだったということで。
13巻*1に収録される特別編は、さらにアフターエピソードなのか?40分と書いてあるし。

2006年1月8日追記&お詫び

カテジナさんもじゅうななさい なのはさんはじゅうきゅうさい - 2005年11月30日の記事一覧
正月休みに「日経キャラクターズ」を実際に読んで確認したところ両澤千晶インタビューは載っていませんでした。
ネットから拾ってきたものを信じて使ったわたしのミスです。
申し訳ありませんでした。m(_ _)m
といっても「特撮ニュータイプ」の確認をしてないですけどorz

*1:

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 13 [DVD]

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