ちーちゃんは悠久の向こう

ちーちゃんは悠久の向こう (新風舎文庫)

ちーちゃんは悠久の向こう (新風舎文庫)

日日日を読む」第2弾。
個人的には、前回*1紹介した『アンダカの怪造学』より面白いと思います。


平凡な日常に憧れる主人公と非日常に憧れる「ちーちゃん」。
主人公と「ちーちゃん」の憧れは叶ったのだと思う。
お互いが望むものは、すぐ近くにあったのだと気付いたのだから。


ただ、最後のオチというか締めというか、終わらせ方がもう一工夫欲しかった。
右肩上がりで「どうなるの?」感が高まっていただけに、肩透かしをくらったような感じがしました。