OZ―完全収録版 (5#) (花とゆめCOMICSスペシャル)
- 作者: 樹なつみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/03/05
- メディア: コミック
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陳腐なセリフで申し訳ないが
「伝説が終わり、歴史が始まる」
ということなのだと思う。
作品内での「OZ」伝説、作品としての「OZ」の伝説…いろんな伝説が、現在へとつながる歴史へと姿を変えたのだと。
最後1019は生きているのだと、わたしは思いたいのだけど、あくまで願望でしかないのだろうか?
ムトーが見ていた夢のように、数年後には麦畑でムトーとフィリシア、そしてナインティーンが笑いあえているのだろうか?
作者のあとがきに
ほとんど放任主義とも言えるほど好きなものを好きなだけ(受けた場合はですが) 描かせてくれるという当時の編集部の体質はありがたかったです(今は知りませんよ)。
とある。
そういえば、少女漫画でSFしている名作のひとつ「ぼくの地球を守って」*1も白泉社なんですよね。
白泉社は、少女漫画の名作を生み出す土壌が、他社に比べて圧倒的に出来ているのだと思う。
*1: