SPACE BATTLESHIP ヤマト

http://yamato-movie.net/index.html
TOHOシネマズにて鑑賞。


木村拓哉古代進でいいのか?山崎貴監督はどうか?本当に『ヤマト』なのか?
その答えは…。
木村拓哉はやっぱり木村拓哉だった。
「あれが古代進です」と言われれば、「ああ、そうですか」としか言いようのない、ある意味分かりきった答えを見せられた。
イスカンダルへどのくらいの期間、月日がかかったかは明らかにされなかったけど、3ヶ月以上は経っていたと解釈すれば、あのセリフや、あの行動や、あの判断も納得できる…ハズ。
時間経過が感じられないから、極端な話3日でイスカンダルに到着したような印象が。
とりあえず、キムタクは思ったより悪くなかった…と思う。


山崎貴監督はドラマ部分というか人間描写は他人に任せた方がよいのでは?
画面の見せ方はうまいと思うのだけれど、そこでの人間描写がイマイチに感じる。
演技プラン?アイディアは抜群だけれど、それを生かせていないと言えばいいのだろうか?
カットひとつをとっても、山崎貴だからウマイと思いつつ、山崎貴だから足らないとも思う、このモヤモヤ感。
とりあえず次回に期待という感じだろうか?


間違いなく『ヤマト』*1でしたよ。『さらば』*2アレンジもされてたけど。
ガミラスの人々(?)は最終的にどこへ行ったのか疑問ですが、よくまとめたと思います。


・個人的にはヤマトの艦体はもう少しノッペリというか曲線ぽい方が好きです。
・あんなに砲塔を高速旋回したら、砲術士は遠心力で死んじゃう気もしますが、やはり無人なのかな?
ガミラスの戦闘機を捕獲したときは、生命反応なしでもガミラス人(?)がいたのに、終盤のガミラス人(?)の登場時は生命反応があったような描写がされていたのは、その間にガミラス探知機を作ったということか?


結論としては、興味があるなら観てみれば。という感じです。
説明が難しいですが、全体の構成と1カット単位は素晴らしいと言ってもまあまあウソじゃないかな。でも1シーン単位だと微妙?そんな作品です。

*1:

EMOTION the Best 宇宙戦艦ヤマト 劇場版 [DVD]

EMOTION the Best 宇宙戦艦ヤマト 劇場版 [DVD]

*2: