Angel Beats 最終回

Angel Beats! 公式サイト
とりあえず。良い作品だった。と言っておく。
けれども、違和感が多々あって不思議な感じで終了。
結局、音無はどうなったの?あの感じだと、ひとりであの世界に残ったことになるよね。明らかに最後に未練が出来たから。
エンディングで一人ひとり消えていって最後に音無が消えた後、Cパート。
このCパートでハッピーエンドを描いて終わり。と実にゲーム的な演出はよいと思う。
でも音無があの世界をどうやって抜けたのかの説明というか表現が無いのが気になる。

12話で石田が言っていた

Angel Playerの開発者は、音無のことなんだろう。


「遠い昔」に作られたと台詞から、


この世界は現実世界とは異なる時間の流れを

持つループ世界なんだと考えられる。


整理してみた。


未練を残し成仏できなくなった音無は、

もう一度かなでがこの世界に戻って来る天文学的に低い可能性に賭けた。

  ↓

気の遠くなる程長い時間待ち続けた音無だが、

ついに耐えられなくなり、

無限の苦しみを終わらせる為にAngel Playerを開発し、

自らをNPC化することを決意。

  ↓

そして、自分と同じ境遇に陥る犠牲者が出ないようにする為に、

この世界に愛が芽生えたら強制リセットが掛かる仕掛けを用意した。

  ↓

時が流れループ周期が一周して、

世界にかなでが降臨。

後にSSSメンバーも登場して抗争を繰り広げる。

  ↓

音無もまたこの世界に現れて、

やがてかなでに恋心を抱くようになる。

  ↓

かつて自分に心臓を提供した人物が音無だと確信した奏。

  ↓

二人の間に築かれた愛情の絆が引き金となって、

強制リセット発動。

  ↓

遠い昔にNPC化した音無も影の一体となったが、

戦線メンバーorかなでに消滅させられて、

この世界からようやく消え去れることができた。

  ↓

13話Cパートへ


音無の成仏は丸々ループ一周分の時間

(ひょっとしたら何億年も)掛かったけれど、


最後は救われて終わったんだよ。

『Angel Beats』 最終回 感想 :ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

なるほど。思わず手を打ち鳴らして納得。もちろん違う正解があるのかもしれないけど、今はこれで十分。


音無の評価が悪いようですが*1エデンの園エンドもいいんじゃない?
SSS団のみんなと終わらない祭を楽しむのも有りだろうけど、世界に二人きりというのも魅力的ですよ(笑)
とりあえず、ゲームとして発売されるのが真の最終回なのかもしれないと思いながら、感想を終えようかと思う。

*1:他のメンバーを抜けさせておいて、かなでとは一緒に残ろうとするのがいけないらしい