僕らはどこにも開かない

僕らはどこにも開かない (電撃文庫)

僕らはどこにも開かない (電撃文庫)

先月の『絶望系 閉じられた世界*1』に続き実験作を読む。

分かってないなぁ、名前ってのは呪文の一種なんだよ。名字で呼ぶと魔法が発動して、あたしと耕太君の距離は友達未満にしかなりえない。分かる?

途中までいい感じだと思うも、後半が失速気味。
ハッピーエンドに違いはないが、もっと幸福感を持った、もしくは絶望的な終わり方にするべきだったのではないだろうか?と思う。


ところで、これのどこが電撃文庫でまずいというのだろう?
大してすごいこと書いてあるようには見えなかったが…。

*1:

絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)

絶望系 閉じられた世界 (電撃文庫 1078)