50 新世紀の迷路 疾走するエヴァンゲリオン

新世紀の迷路―疾走するエヴァンゲリオン

新世紀の迷路―疾走するエヴァンゲリオン

たぶん現象としての「新世紀エヴァンゲリオン」をできるだけ正確に言い表している、解説している書籍ではないかと思う。
作品で描かれた謎を読み解こうとした書籍はそれこそ数多くあるが、
エヴァ(現象)ってなんなの?」と言い出して、その答え=それこそ人の数だけある答えを無謀に求めた書籍ではないだろうか?
もちろん、それがはじめから計算づくの、他の雨後の筍と変わらないものなのかもしれないが、
それでもウソでも導こうとしたというその姿勢は評価に値するのではないかと私は思います。