ハウルの動く城

予想に反して、よかった。おもしろかった。
久しぶりに娯楽に比重を置いた作品ではないかと思う。


案山子の「カブくん」がお気に入り。
もし携帯ストラップを売ってたら、買おうかと思う。


ただ、もっとわかりやすい話にしてもよかったのではないかと思う。
「あるところに魔法使いがいました」
「呪いを解くにはどうしたら…」
「めでたし、めでたし」
という誰もが知っている「おとぎばなし」の形をしているのだから、
もっと単純にして見終わった後に「あれはどうして?」と思わせないようにした方が
「よかったね」と満足感を残せたのではないかと思う。


やはり宮崎駿監督は、「すごい」
今年の一連の劇場アニメ、およびアニメやコミックの実写化作品の中でも監督としての力量は
飛びぬけていることをまざまざと見せ付けられた気分。