日本vs.ブラジル

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2点差以上でブラジルに勝つことが決勝トーナメント進出の最低条件の日本。
かなり厳しいが、できないことでもないように思える。というか期待させてくれ。


予想通りブラジルに攻められる日本。
守備陣と川口能活選手*1の好セーブで、なんとかブラジルの攻撃を跳ね返す。
厳しいとは思うが、その調子で頑張れ!


三都主選手*2からのスルーパスに見事にあわせて玉田圭司選手*3が先制ゴール。
(ほら、やればできるじゃん!)
かなりうれしい瞬間。


前半ロスタイムに入り、日本優勢でハーフタイムになると思いきや、ロナウド選手に*4同点ゴールを奪われる。


後半に入り、2点目を入れられ3点目も決められた時点で日本選手の集中力が切れたように見えた。


その後は、一方的な試合で虚しさを感じた。
負けることはいいとして、「やる気がない」と言われても仕方ないような試合を見せられているのは、つらかった。
「1点でいいからゴールを!」と思って、選手はあの時あのピッチにいたのだろうか?
「早く終わってくれ…」そんな声が選手たちから聞こえてきそうに感じたのは私だけだろうか?


試合終了後に中田英寿選手*5がピッチに横たわっていた。
ユニホーム交換で得たであろうブラジルの黄色いユニホームで、顔を隠していた。口元だけを残して。
あの時の中田選手は何を思っていたのだろう。
チームメイトがみんなロッカールームに去った、あの場所で。


http://www.nakata.net/jp/hidesmail/hml277.htm
ブラジル戦の前日、中田選手は公式サイトの日記にこう書いていた。

(略)
1-0で勝つような試合ではなく、もしかしたら3-4で負けてしまうかもしれない、そんな試合をしたいと思う。

ともかく、守らなければならないものは唯一


“誇り”
(略)

日本代表は“誇り”を守れたのだろうか…?




日本代表の総括は後日にやれたらやりたいと思います。