オーストラリアvs.日本

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攻守共によくまとまっていて「長期合宿できるとこれくらい出来が違うのか」とあらためて合宿って偉大だと思いました。
まさに4年間の集大成を見る思いです。
しかし…


…負けました。
正直、気付いたら負けていたって感じで、何が悪くて負けたのか理解できない感じです。
(オーストラリアの選手にフリーでシュート打たせたのが敗因だとはわかってますが。
追加点を取れなかったのももちろん敗因ですが)


後半の同点ゴール。
川口能活選手*1が飛び出したから失点したという意見もあると思いますが、
私はあれが川口選手の持ち味だから問題なしだと思います。
あれはこぼれ球をしっかりクリアできなかったのが悪かったのでは。


坪井慶介選手*2が負傷交代したのも痛かった。
極論、DFは宮本恒靖選手*3中澤佑二選手*4、坪井選手の3人しかいないのですから、その一角が崩れたのは厳しい。


小野伸二選手*5が交代で出てくる時、高原直泰選手*6と交代かと思ったのですが、柳沢敦選手*7と交代でした。
昨日の試合でいえば、高原選手の方が必要なかったように思えました。


大黒将志選手*8を出すタイミングが遅く感じました。ロスタイムで出てきて得点しろってそれは無茶でしょ。>ジーコ監督*9


個人的に殊勲選手を挙げるなら、川口選手、中澤選手、福西崇史選手*10駒野友一選手*11の4人を挙げたいと思います。
中田(英)選手は攻守にわたって役割をキッチリこなしていて十分に殊勲選手ですが、あまり目立たなかったので。
もっと上のレベルを望むのはファンのわがままとは思いますが、中田(英)選手のその姿を見たいですから…。

やっぱり中村俊輔選手がそんなに巧いとは思えない。

下手だとは決して思ってませんよ。
ただ、みなさんが言うほど巧いとは(スゴイとは)思えないです。


この試合でも、中田英寿選手*12は味方が走りこんでくるスペースにパスを出していました。
(それが結構厳しいパス*13なのは、相変わらずですが…)
中村俊輔選手*14は空いているスペースにパスを出しています。
そこに走りこんでいる味方がいなくても、敵味方を確認せずにパスを出しているように思えます。
要するに、パスを出したら味方が受けて結果すごいパスになったということが多いのじゃないかなと思います。


セットプレーも以前のような精度があるようには思えないのに、スゴイと評価されているようですし。
本当に世間のみなさんは以前同様、または以前以上にキックの精度があると思っていらしゃるのでしょうか?


私にはシドニー五輪がピークだったとしか思えないのですが…。
(「選手として」とか「技術的に」とかじゃなく、「相対的に*15」という意味で*16

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*13:ギリギリでとれるくらいのパス

*14:FIFA - FIFA.com

*15:高校生相手では化物のように見えてもプロの中に入ると普通に見える感じ。プロデビュー当時の川口選手もそうだったし。

*16:シドニー五輪以後のJリーグでは、フィジカルの弱さから潰されてばかりで本当に「止まった球のファンタジスタ」でしたし…